地域産品ジャーナルは、土産品・特産品事業者のための情報誌です。
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毎月1 回25日発行
購読料金 年間16,000 円( 税別・前納)
体裁 A4 判オールカラー 24 ~ 32 ページ
創刊 1997年11月  2000年6月第三種郵便物認可

月刊 地域産品ジャーナル

最新号 2024年4月号(第302号)

  • 「第20 回ガラスびんアワード 2024」一創が最優秀賞
  • 岐阜県東美濃地方の魅力に触れる~史跡・自然・グルメ楽しめる恵那岩村・中津川~
  • 「岐阜県観光物産展in セントレア」を開催
  • 「ゴジラ・ストア in 東京駅出張所」オープン
  • 「フェルムラ・テール美瑛」那覇空港で情報発信
  • わしたショップ春の大感謝祭を開催
  • 日の出屋製菓産業創業100周年
  • 中華圏からの若い女性の訪日観光客向けセレクトショップ
  • 観光庁ウェブサイトが新しく
  • 東京銘酒「澤乃井」とのコラボ「酒粕蒸ショコラ」
  • 熊野地方産の高菜を使用した漬物セット
  • こむぎの、菱田ベーカリーと資本業務提携「羊羹ぱん」全国展開へ
  • <新製品紹介>
    ・「一六名菓詰め合わせ 道後刻(とき)めぐり」一六
    ・「神戸生まれのいちごフィナンシェ摂津」他シュゼット・ホールディングス
    ・「KŪTEMI 濃厚チーズせんべい」ZERO PLUS
    ・「オリーブグラッセ」MDホールディングス
    ・ 「カレ・ド・サブレ」imperfect
    ・「ずんだあんバター最中」菓匠三全
  • 「No.1ハイウェイめし」は友部SAの「Ibaraki ~杜の詩 いゃ!どうも~」
  • 「ギフト・ショー秋2024」9月4日から開催

◆売れ筋ランキング◆

2024年1月特産・土産品
高速道路売店 / 空港売店 / ふるさとショップ

[データ・資料]

  • ・家計調査 1月
  • ・百貨店免税売上 1月
  • ・主要旅行業者取扱状況 1月

  • ・訪日外客数 1月
  • ・成田空港の運用状況 1月
  • ・沖縄入域観光客数 1月
  • ・北海道来道者数 1月


国内旅行消費額20兆円台回復


観光庁の旅行・観光消費動向調査によると、速報値ではあるが、2023年の日本人国内旅行消費額が21兆8,802億円と、2019年に匹敵する額にまで回復してきた。2019年の日本人国内旅行消費額は21兆9,312億円で、僅かに0.2%及ばないものの、2019年以来4年ぶりに20兆円の大台を回復した。
新型コロナウイルス感染症拡大により、旅行・観光産業は一気に落ち込み、2020年は9兆9,741億円と前年の半分以下になった。人の動きも大幅に抑制され、旅行も「安・近・短」に収束していった。
宿泊旅行と日帰り旅行の比率を見ると、コロナ禍前の2018年には日本人国内旅行消費額の23%を占めていた日帰り旅行が、2023年には19%にまで縮小した。昨年、新型コロナウイルス感染症の位置づけが「2類」から「5類」に変更され、人の動きを加速させた。そのことも「安・近・短」からの脱皮が図られた要因だろう。
今春闘では、満額回答する大手企業が相次いだ。昨年から賃上げの気運は高まっていたが、いよいよ定着してきた。日銀はマイナス金利解除を決め、大手銀行は早速預金金利の引き上げを発表した。実質的な利息はそれほど増えないのかもしれないが、心情的な面からすると、財布の紐が緩んでいきそうな気がする。宿泊旅行がこれからも増えていくであろうという地ならしができ始めている。